地形図の画像を簡単に保存:無料アプリMap25000の紹介

電子国土とウォッちずで利用できる地形図は、報告書に画像を張り込んで使うことが多いと思います。その場合、ウォッちずの画面をハードコピーしたり、カシミール3Dを使って、画像にしますが、それなりに手間がかかるのが現状です。そこで、簡単に、と言うよりも、それしかできない無料アプリを作成しましたので、是非ご利用ください。

インストールはここ(リンク)から、本当に簡単にできます。

起動すると図のような画面が表示されますので、画像を取得したい範囲が赤い四角に入るように地図を移動してください。普通のグーグルマップと同様に操作できます。地名検索も可能です。赤い四角の大きさは、横は1.0~3.5km(0.5km刻み)、縦は1.0~4.5km(0.5km刻み)で指定できます。25000分の1に縮小した場合の大きさ(センチ)が併記されますので、貼り付け時のレイアウトの参考にしてください。

map25000_start

左下のボタンを押すと地形図画像の取り込みを開始します。取り込みが完了すると、画像ファイルの保存が可能になります。

map25000_downloadmap25000_create

保存ボタンを押すと、PNG形式で画像をパソコンに保存できます。画像は下のように細密でキレイな状態で保存できます(ホームページに貼り付けるためにサイズダウンしています)。

mapImage

WORDに貼り付けたら、図の上で右クリックして、「図の書式設定」>「サイズ」において、図の大きさ調整してください。
*2011年6月24日の更新により、解像度を自動で設定することで縮尺を調整するようにしたので、ワードで手動変更する必要はなくなりました。
併記されている25000分の1の大きさ(ここの例では、ヨコ8cm、タテ10cm)に合わせれば、縮尺を25000分の1に調整できます(ご承知のとおり、精度が求められる用途には向いていませんのでご留意ください)。