以下の記事は、修復が完了するまでの応急措置をお知らせした時点の内容です。
昨日、Map25000pdf、Map25000、AnnaiMapの背景地図を更新し、新しく地理院地図が表示されるようになりました。しかし、まだうまく表示されないとのお知らせをいただきました。
当社で検証したところ、ブラウザのキャッシュに古い背景地図のページファイルが残っているために、新しい背景地図がうまく表示されないケースがあることを確認できました。この度もお知らせいただきありがとうございました。
この症状は、Windows + InternetExplorer(IE) で確認しています。IEの一時ファイルを一度削除すると改善されます。以下に順に説明いたしますので、参考にしてください。
なお、Map25000pdf等のアプリ自体の再インストールは必要ありません。 ブラウザでの作業のみになります。
1.まず Internet Explorer を開いて、「ツール」メニューから「インターネットオプション」を選択してください。
2.以下のようなダイアログが表示されますので、「削除」ボタンをクリックしてください。
3.「インターネット一時ファイルおよびWebサイトのファイル」にチェックが付いているを確認してください。付いていない場合はチェックをして、下の「削除」ボタンをクリックしてください。
※普段使用しているサイトの履歴などを消したくない場合は、他の項目のチェックは外してください。
※削除ボタンをクリックするのを忘れないでください。
4.特に、削除が完了したお知らせは表示されませんので、少し待ったら開いているダイアログを閉じて、Internet Explorer を終了してください。
5.ここで、Map25000pdf、Map25000、AnnaiMapのどれかを起動してください。1回目の起動では、以下のようにまだ真っ白になる場合があります。
6.一度終了させて、再度起動すると以下のように地理院地図が表示されるはずです。
追加情報(2015.10.18)
7.それでも、表示されない場合は、地図を何度か切り替えてみてください。
以下のような背景地図の左上のメニュで、「地理院地図」と「地理院地図(写真)」を何度か切り替えてみてください。
これで、何とか大丈夫だと思います。
この度は、ご不便をかけ申し訳ございませんでした。また、お知らせいただきました方々には、感謝申し上げます。ありがとうございました。
(今回の感想)
グーグルマップはブラックボックスなので、何が起こるか予測できないとあらためて痛感しました。様々なWebサービスを組み合わせて、新しいサービスをつくる「マッシュアップ」という手法がありますが、1つのパーツに何らかの変化が生じると、対応できなくなるケースもあるので注意深く選定する必要があるます。各パーツの開発元は、ライバル企業同士なので、仕方がない部分もあります。ないとは思いますが、今回もマイクロソフト VS グーグル の構図が見えなくもありません。そう考えると、パーツはなるべく、開発元を揃えた方が良いかもしれません。もう少し様子を見て、また考えたいと思っております。